乳酸菌は腸内で身体に対して嬉しい効果を発揮してくれる腸内細菌です。 便秘解消などに大きく貢献してくれます。 しかし、それに対して身体に悪影響を与えてしまう腸内細菌も存在します。 それが悪玉菌です。 悪玉菌は乳酸菌をはじめとする善玉菌と勢力争いをするもの。 腸内で便を腐敗させたり老廃物を増加させてしまい、便秘をはじめとする様々な身体のトラブルになります。 発がん性物質を分泌させてしまうのもデメリットです。 また、免疫力を低下させてしまうというという欠点もあります。 免疫力が乱れると風邪やインフルエンザなどに罹りやすくなってしまうというデメリットが生じてしまうでしょう。 さらに、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性の症状が引き起こされることもあります。 その為、悪玉菌をしっかりと抑え込む必要があります。 具体的な方法としては乳酸菌サプリの摂取で腸内に善玉菌を増やすということが挙げられます。 しかし、それだけでは足りない可能性もあるでしょう。 そんな場合は、悪玉菌が増える原因を根本から改善しましょう。 悪玉菌が増える原因としては、生活習慣の乱れが代表的な例として挙げられます。 不規則な食生活や肉料理中心の高脂肪食などが主な原因。 また、お酒(アルコール)の過剰な摂取も腸内で悪玉菌が増える原因となってしまいます。 この他にも気を付けておきたいポイントは沢山あります。 例えば、運動不足など。 スポーツに打ち込む必要はありませんが、毎日をゴロゴロと過ごしている場合などは注意が必要です。 毎日少しだけで良いので、運動に取り組むようにすると良いでしょう。 ストレスも腸内環境が乱れる原因です。 それ以外にも睡眠不足や喫煙(たばこ)なども大きな原因になってしまうでしょう。 禁煙は大変なことですが、悪玉菌の増加以外にも様々な弊害が出てしまう可能性が高いので、頑張ってやめる努力をしてみましょう。 また、病院が苦手であまり定期的に検査を受けていないという人も悪玉菌が増えて腸内のバランスを崩しやすいかも知れません。 病院・検査は必要に応じてしっかりと利用するようにしましょう。 もちろん悪玉菌が増えたとしても、取り返しがつかないという訳ではありません。 乳酸菌のサプリやオリゴ糖などを積極的に摂取することで、悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすことは可能です。 生活習慣を見直したうえで、不足している分はサプリメントで補助するというのが理想的と言えるでしょう。